医療法人昨雲会 飯塚病院附属有隣病院

院長挨拶

Dr. Takinami

 

有隣病院は昭和59年(1984年)2月に開設され、今年38年目を迎えています。平成30年(2018年)1月より、急性期病床に地域包括ケア病棟を加え新しい入院機能をスタートさせています。従来通り、当院の母体病院である飯塚病院はじめ周辺福祉、介護関連施設の後方支援病院としての役割を果たしていくとともに、喜多方市及び会津北西部の急性期医療機関の「最後の砦」としての役割を担っております。

内科、外科、整形外科、循環器外科、歯科口腔外科、人工透析センター、眼科に常勤医を配置し、高血圧腎臓内科、神経内科、循環器内科、呼吸器外科、泌尿器科に非常勤医の応援をいただいております。さらに、訪問看護ステーションを拠点として、精神科領域を含む在宅医療を展開しています。リハビリテーションにおいては、がんリハや訪問リハに取り組んでいます。市内医療機関、会津管内の病院はもとより、福島県立医大、新潟大学との柔軟な連携も行われています。各科各部門の専門性を保持するとともに、チームとして一人の患者さんに、良質の医療を提供できるよう取り組んでいます。

当院は創立以来、救急指定病院として救急医療に尽力してまいりました。しかし、諸事情により令和2年(2020年)4月からの「夜間」救急診療を残念ながら一時休止することとなり、日中のみの救急診療(病院群輪番日を除く)を行っております。また、少子高齢化、人口減少は喜多方市においても急速に進んでおり、高齢化率はすでに、36%を超えています。超高齢化社会を迎えるにあたり、高齢者を地域全体で支えていくための体制作り、即ち、「地域包括ケアシステムの構築」に飯塚病院とともに積極的に参画しています。国の社会福祉関連予算削減政策の下で、医療環境、特に急性期病院の経営においては厳しさが増してきていました。その中で、昨年2月からの新型コロナウイルスへの病院としての対応を迫られることとなり、エッセンシャルワーカーとしての我々の責任と負担はより大きく、必要不可欠なものとなっています。国の医療政策の見直しが望まれます。

私たち職員一同、「病院は患者さんの為にある」という病院基本理念を胸に刻み、患者さんの心に寄り添い、いつも身近な存在であるよう日々努力しております。また、お一人お一人と気軽にお話の出来る院内風土の形成に取り組んでまいります。

今後とも、患者さんはじめ当院を取り巻く多くの皆様のご指導、ご援助を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

最後に、当院の趣意にご賛同いただき、ともに地域の急性期医療を担っていただける仲間が一人でも多く現れることを切に念じております。


飯塚病院附属有隣病院 院長 滝浪 真